Fujitsu(富士通)が「LIFEBOOK MH330」に『MeeGo』をプリインストールして発売するようですね。

「LIFEBOOK MH330」自体は、昨年春にWindows 7 Starterを搭載して海外で発売されたネットブックですが、これに『MeeGo』を乗っけて発売するようです。
ベースマシンの「LIFEBOOK MH330」の仕様は以下のとおり。
CPU:Intel Atom N450 1.66GHz
メモリ:1GB DDR2 667MHz
ディスプレイ:10.1型 1024×600ドット
ストレージ:250GB HDD
ハードウェア仕様としては、一般的なネットブックと変わりありません。
ところで、『MeeGo』って何ぞや?という方のために簡単に解説しておきます。
『MeeGo』というのは数あるLinuxディストリビューション(Ubuntuなんかが有名ですね)の1つで、Intel(インテル)が中心になって開発を進めていたMoblinとNokia(ノキア)のMaemoが統合されたオープンソースプラットフォームの名称です。
私は、
NokiaのN800ユーザーでもありまして、Maemoには馴染みがありますので、個人的にちょっと注目しておりました。
先日、Nokiaが次期スマートフォンのプラットフォームとして『MeeGo』ではなく『Windows Phone 7』を採用すると発表し、先行きがどうなるか微妙になってきた『MeeGo』ですが、開発は今後も進められるようです。
今年中には『MeeGo』タブレットの発表も目指しているようなので、引き続き注目していきたいと思います。
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Fujitsu News Release(英文) →
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