以下のエントリーでデモ映像をご紹介した、NVIDIAのタブレット端末用次世代プロセッサ「
Kal-El」の詳細が発表になりました。
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NVIDIAのタブレット端末向け次世代プロセッサ『Kal-El』のデモ動画!! - コンピュータ好き4コアプロセッサ+12コアGPUを搭載する点は既報のとおりですが、更にもう1つ、5番目のプロセッサコアを搭載するようです。
この5番目のコアはコンパニオンコアと呼ばれ、5コアが同時に駆動する訳ではなく、負荷が高い時には4コア(クアッドコア)駆動となり、アイドル時や低負荷時にはコンパニオンコア駆動に切り替わり、低消費電力を実現するとのこと。
この機構により、Tegra2(2コアプロセッサ+8コアGPU)に比べ、約5倍のパフォーマンスを発揮しながらも、低消費電力を実現しています。
4コア駆動とコンパニオンコア駆動の切り替えはCPU内部で自動かつ自然に行われるため、ユーザーにプロセッサコアの切り替えを意識させることなく、常に最適な条件で駆動するようコントロールされるとのこと。
これだけの性能を持ち、更にTegra2の後継プロセッサでもあるため、非常に注目度の高い製品です。
気になる「Kal-El」搭載端末の登場時期ですが、まだ正式なアナウンスは無いものの、年内にも第1弾製品が登場する可能性が高そうです。
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