NVIDIAから、Android端末に広く採用されているTegraプロセッサーの最新モデル、開発コード『
Wayne』こと「
Tegra 4」が発表されました。
前モデルの「
Tegra 3」に比べて、大幅なパフォーマンスアップと省電力を実現しています。
まず性能面ですが、「Tegra 3」が『Cortex-A9』を4基搭載していたのに対して、「Tegra 4」は『Cortex-A15』を4基搭載しており、Webブラウジングが約2.6倍高速になっているとのこと。
また、「Tegra 3」と同様、省電力用の第5コアを搭載しており、一般的な使用状況では「Tegra 3」に比べて最大45%もの省電力を実現しているとのこと。
グラフィックス性能も大幅に強化されており、72基のGeForceカスタムコアを搭載。「Tegra 3」の約6倍の処理能力を実現しているとのこと。
その他、HDR(ハイダイナミックレンジ)画像やHDR映像の自動生成機能や、LTEへの対応等が特徴として挙げられています。
製品概要は、こちらを参照。
→
INTRODUCING NVIDIA TEGRA 4,THE WORLD’S FASTEST MOBILE PROCESSOR →
NVIDIA Introduces World's Fastest Mobile ProcessorNVIDIAからは、「Tegra 4」を搭載した携帯ゲームデバイス「
Project SHIELD」が発表されています。
- 関連記事
-